一般財団法人デモクラティックスクール「まっくろくろすけ」との第2回団体交渉を9/23に実施、Ｋさんの解雇理由に対する当方からの反論に対して、改めて経営側からの説明を受けました。

交渉では解雇事由①「子どもへの接し方、問題があった時の対応の仕方やサポーターとしての資質・能力・態度に問題があり、子どもの育成・教育に携わる支援者として不適当であるため。それにより安心して過ごすことができない子や不安に感じる保護者がいるため。」といった内容に関してやり取りを行いましたが、結局のところ本件解雇が正当だったのか否かに論点が絞られたように思われました。

また、解雇事由③「問題解決のための話し合いの結果受けた注意からも改善が見られず、話し合いもできないため。このようなことが続くことは業務や子どもたちの学び・成長に支障をきたすため」について、Ｋさんは「（話し合いの席で個人の意見として注意・改善を求める発言はあったが）経営側から正式 なかたちでの注意・改善を求める指導は無かった」とコメントしています。

Ｋさんの申し立て通りであるならば、本件解雇は正当性を失うことになります。今回も時間切れにより打ち切らざるを得ませんでしたが、交渉の最後にユニオンから「解雇の手続きについても問題がある」と指摘し、交渉を終えました。