お知らせ

【県ネット】はりまパート集会を開催!!

2024/10/13
三連休の中日である10月13日(日)、姫路市民会館で「はりまパート集会」を開催し、兵庫県パート・ユニオンネットワークに結集する仲間が参加しました。

オープニングは吉田秀夫さん(元明石市議)のサンシンと岡山さんのキーボードによる沖縄歌謡の演奏があり、和やかな雰囲気で開会しました。

川面 勉さん(明石地労協人権平和センター)の開会あいさつの後、姫路で開催した2019年コミュニティ・ユニオン全国交流集会で上映したDVD『パート・ユニオン30年のたたかい』を視聴しました。

その後、DVDでも取り上げた公務パート労働者の闘い報告を受けました。

前田克子さん(元 明石市非常勤給食調理員労働組合)からは、「採用時、勤務条件は『一日6時間勤務・4,160円』ということだけが知らされ、通勤手当も休暇制度も健康保険加入も無かった。そこから『待遇を正規職員に近づけよ』と要求し続け、各種手当支給や休暇の付与は勿論のこと、健康保険加入も勝ち取り、更に正規化要求や雇止め反対、民間委託反対闘争などを取り組んだ」といった報告がありました。

中谷紀子さん(元 三木市学校給食労働組合)からは、「9月~翌年7月の11カ月サイクルで『一日7時間勤務・時給500円』という条件で採用されたのに、勤め始めると一方的に『一日6時間・時給550円』に変更された。そこから労働条件改善のため闘い続けることで、2001年には正規職員との均等待遇(時給2,410円)を勝ち取ることができた」といった報告があり、闘争により労働条件改善を勝ち取ることの重要性が強調されました。

古角智子さん(加西クローバー労働組合)からは、2010年加西市当局から突如として新聞発表された「本庁全臨時職員の民間人材派遣会社への転籍」提案を撤回させるため自治労県本部が総力を挙げて闘争体制を組み、最後は市長選挙で対立候補を立てて選挙戦を闘い、勝利した報告がありました。

北川寿一さん(稲美町職員組合)からも、2003年6月~2007年3月に取り組んだ学校給食民営化反対闘争=当時の町長が「稲美町のおいしい学校給食を守る会」が集めた22,639筆の署名、「稲美町のすばらしい学校給食を続けたい親の会」が集めた96.4%の嘆願書名を無視して強行した民間委託を直営に戻すため、町長選挙で自治労が擁立した候補が勝利することで政治決着を図った報告がありました。

この後、市当局と交渉継続中の加西クローバー労組から「60歳以降の会計年度任用職員賃下げ提案」反対の取り組み、並びに姫路ユニオンから「民間会社におけるパワハラをめぐる団体交渉」について報告を受け、最後に山本三千子さん(自治労県本部臨職評事務局長)の集約で閉会しました。

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