お知らせ

2025年頭のご挨拶

2025/01/01
皆さま、新年明けましておめでとうございます。

昨年は元日に能登半島周辺で大規模な地震が発生し、その後の豪雨災害とあいまって、被災者の生活再建は未だ道半ばであると言えます。国外では「終戦の兆しが見えない」ウクライナ紛争に加え、イスラエルによるパレスチナへの武力攻撃が延々と続いています。国内に目を転じると、裏金問題に端を発した政治とカネの問題に対して有権者が厳しい審判を下し、自公政権を衆議院で過半数割れに追い込みました。

労働条件の面では三年連続となる賃上げを獲得できた一方で、慢性的な要員不足による過重労働が問題となる職場の実態が表面化してきています。私たちは引き続き、トラブルを抱える相談者に寄り添い、団体交渉等を通じて問題解決に全力で取り組みます。
隣国の韓国では、政権運営に窮した大統領が非常戒厳を宣布、その僅か6時間後に国会議員の決議により解除されるといったニュースが世界を震撼させました。非常戒厳を無効なものとするため、軍隊の前に市民が身体を張って議員の国会議事堂への入場を支援、引き続く大統領弾劾運動の中心を担っているのは10代・20代の若者だと報じられています。住みよい世の中を築いていくために奮闘していくことを決意し、年頭のご挨拶とさせていただきます。

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