ユニオンNews

№75　JMUアムテック 第10回団交を申入れ

2024/09/01
姫路ユニオンは、JMUアムテック（相生市）に勤務する組合員Ｓさんから「職場での作業上、安全が確保されない」等の訴えにより、同社に対して以下の申入れを行いました。

（１）起伏装置が故障して高さ58ｍで固定したクレーンでの危険が伴う運転業務をＳに担当させることは、弊組合の弱体化を図った組合員に対する不利益取り扱いであると受け止めております。また、当該クレーンを運転させるために他のクレーンを稼働させることに支障が生じている態様に合理性があるとは思えません。
労働基準監督署に公益通報した弊組合員を煩わしい存在と捉えて不利益取り扱いをする行為は、労働組合法に加えて公益通報者保護法に抵触する恐れがあります。
従業員が納得できる安全が担保された業務体制を確立してください。

（２）貴社労働組合の委員長・職場委員、２名の職長は、社内で起きた脅迫・暴行事件等に対し、関係者へ虚偽報告をすることで、不祥事を隠蔽して表沙汰にしないように働きかけていると受け取ります。Ｓのみではなく労使自治を正常に機能させるためにも、調査のやり直しを行うことで事実を明らかにしてください。

（３）貴社がＳに対して作成された「業務改善指導書」の内容が納得しかねます。納得できるようにご説明ください。

申入書では併せて、（１）（２）事項について具体的な意見交換ができる方の出席を切望いたします、と付け加えました。団体交渉が有意義なものとなるよう、会社側に求めています。
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